僕は33歳までに4回転職、5社経験してきました(一回の転職内定勝率は70%くらい)。
その中でたくさんの面接質問を受けてきましたが、正直なところ面接官が質問してくる内容は比較的固定されていると感じたので、
それらの質問をほぼカバーできる7つの質問(自己分析項目)をこの記事ではまとめました。
もし転職を考えていたら是非参考にしてください。
自問1:自分はどんな人間なのか
この質問では、自分の性格や考え方、特徴などの要素についてです。
日本人は、特に自分をポジティブにとらえて表現することが苦手だと言われています。
自問2:自分はどんな人生を歩んできたのか
「どんな人間か」を裏付けている背景やエピソードについてです。
これまで頑張った経験、悔しい経験、つらかった経験などいろいろな側面から考えてみます。
- 頑張った経験
- 一番になった経験
- 悔しかった経験
- 辛かった経験
- 印象に残っている経験
- 挫折から立ち上がった経験
自問3:これまでどんな気持ちの変化があって今転職なのか
転職をするにあたって、その理由は絶対に聞かれます。
それは直近の転職だけではなく、それぞれの転職や就職でどんな気持ちの変化があったのか、
あるいはどんな環境の変化があったのかなど具体的に準備しておくようにしましょう。
自問4:今自分が具体的できることは何か
新卒採用や第二新卒などとの大きな違いはこれですね。
企業は中途採用者には、即戦力であることを求めているので「何ができるか」具体的に言葉に表します。
大事なポイントとしては、この何ができるかが求人内容とマッチしているかも確認しておきましょう。
自問5:なぜこの仕事をしたいと思っているのか
これまでと同じ職種・業種であれば、その領域のレベルアップのためという話はつじつまが合います。
僕の場合は、同じような職種・業種で転職活動をしていました。
ただ、これまでと違った職種・業種にチャレンジする場合には、やはり気持ちの変化やきっかけが大事になります。
例えば、「人事→営業」とチャレンジしたいのであれば、人事として社内営業をした成果を出したり、
「商社→メーカー」であれば、商社ではできないメーカーとしての強みを分析したいところ。
自問6:なぜこの会社じゃないければいけないのか
これは絶対に答えられるように準備しましょう。
今では僕も偉そうにも面接する立場になっていますが、この質問をしっかり深堀りしていないと落とされます。
そのためには、他社とは何が違うのか、オリジナリティはどこにあるのかちゃんと調べておきます。
自問7:これから会社でやっていきたいことは何か
最後は企業に入ったあとの話です。
とりあえず入ることが目的になっていないか確認する意味でも質問されますね。
自分には何ができるかということと掛け合わせて答えても良いかもしれません。
一つ注意しないといけないのは、自分がやりたいことと求人内容とずれていたら、
「いくらやりたいです」といっても「ああそうですか」となってしまいます。
これも、ポジションで求められていることとやりたいことがマッチしているか見定めましょう。
まとめ
最近は30分とか面接時間も短いケースもあるので、コアな質問だけってこともあります。
細かい質問は考えればきりがないですが、クリティカルな質問はこの7つの自己分析でカバーすることができました。
といっても一つ一つの文字におこそうとすると時間がかかるので、少しずつコツコツ進めてみてください。