僕は33歳までに4回転職、5社経験してきました。
きっと日本だと転職回数多めなんだと思います。
結果として転職は今の生活を豊かにしてくれる選択だったと思っていますが、やはり失敗経験もありました。
失敗から分かったやっておけばよかったこと、そして今すぐにできることをまとめましたので
もし今転職を考えている人、それか内定が出ていて最終決定で悩んでいたら、少しでも参考になればうれしいです。
この記事では
- 転職の失敗例をお伝えします
- 転職を失敗させないために今すぐできることをお伝えします
転職で失敗しないために最低限できること
転職について失敗経験からいろいろ学びました。
僕の直近の転職では、これらを実施したことで平均約2カ月で4社からスムーズに内定をもらうことができました。
僕の失敗談を先に知りたい方はこちらをクリック!
自己分析を徹底的にやる
まず何よりも先にやらなければいけないことは自己分析です。
これが甘いと面接ではまず自信をもって話せなくなります。
自己分析のやり方は色々あると思いますが、ポイントとしては過去・現在・未来を線でつなげて説明できるように準備しましょう。
- 過去:どんな経緯で今の仕事についたのか
- 現在:今具体的にはどんな仕事をしているのか
- 未来:転職してどのように働いていきたいのか
これは本当にざっくりですが、自分に「なぜ」を問いまくります。
もちろん「何ができる」も大事ですが、面接官もこの「なぜ」の部分を大事にする人が多いです。
企業分析をできる限りやる
自分を知ることと同じくらい大事なのは相手を知ることです。
言われるまでもないですが、どんな会社なのか調べます。
といっても働いてもいないのに、転職先のことを100%知ることなど不可能なので「できる限り」ということです。
その基準は、面接官に「そこまで調べたのか」とある程度思ってもらえるくらいは頑張りましょう。
そして大事なのは、企業分析を進めるうえで、自己分析した内容とどの部分でマッチしているのかが見いだせるかです。
「ふむふむ、こんな企業なんだ。面白そう」で終わると厳しいです。
その企業の特徴が、自分が思っている未来とどのようにリンクしているかまで考えておくと、面接では「なるほどね」という面接官の顔を見れます。
エージェントは複数登録する
面倒かもしれないけど紹介サービスを使う場合には複数登録しておくべきです
その理由はいくつかあります。
複数登録のメリット
- 求人情報へのアクセスが増える
- 様々な意見を聞くことができる
- 担当者が合わなかった場合に備えられる
まず、転職支援をしている企業でも、行きたい企業の求人情報を持っているところと持っていないところがあります。
別な企業に登録していたら紹介してもらえたのにということがないようにしましょう。
また、転職に慣れていない場合はいろいろな意見を聞くことも参考になるはずです。
ただ全部を鵜呑みしないようには気を付けましょう。
最後に、担当者が合わないなと思ったときに、変えてくださいというのも直接言いにくいものです。
別な企業で登録をしておけば、もっと自分に合う人と連携して進められるはずです。
一緒に働く社員のことをもっと知る
面接が進んでいくと「いいなこの企業」って思うことがあるはずです。
注意したいのは、面接官の雰囲気だけで決めてしまわないことです。
一緒に働く人や上司が面接官である可能性は高いですが、それだけで決めるのではなく同僚などの情報も収集しましょう。
僕の場合は、内定までもっていければ選択権はこちらにあるので、内定承諾の前に同じ部署の人など複数人に合わせてもらえるようにお願いしました。
可能であれば会社には直接出向く(リモートオンリーの場合)
これは主にリモートオンリーで面接をしている企業が対象です。
可能であれば、内定承諾の前までには必ず会社にいって雰囲気や働くイメージを持つようにするべきだと思います。
僕は、2021年段階で大手コンサル企業から内定をもらったときに、
「現在はすべてリモート勤務のため企業訪問は一切行っていません」
と言われてしまいました。
最終的にはこの企業とは別な企業で内定承諾をしましたが、直接雰囲気も分からないまま入社はできないなと判断してしまいました。
リモートでOKという人は全然良いと思います。
転職の失敗体験と学び
最後に、ここからはこれまでの転職での僕自身の失敗談です。
超恥ずかしいのですが、新卒の学生さんでもやっていることをしっかりやっていませんでした。
以下は個人的意見でもあるのでご了承ください。
失敗談①:転職先のリサーチ不足
これは言うまでもなくてごめんなさいのレベルですが、
僕は転職先のリサーチ不足で失敗しました。
まずリサーチ不足で面接が通らない。
そしてもう一つの方が大事で、入社後の方がもっと不幸になります。
全部調べるのは無理でも、これでもかってくらいはやるべきでしたね。
失敗談②:転職エージェントの言いなりになる
はじめに、転職エージェントはすばらしいサービスですし、何度も本当にお世話になりました。
共に戦ったエージェントさんとは今でも仲良くさせてもらっています。
「言いなり」というのはちょっと誤解を招くかもしれませんが、
転職となるとあちらもビジネスで必死なので、どんどん求人案件をもってくるので自分の軸がないと流されてしまいます。
当時の僕はほいほい薦められる求人情報が出てきて、どれも魅力に感じて流されまくってました。
失敗談③:社長(代表)の魅力だけで決める
個人的にはこれが一番の失敗経験です。
誰と仕事するかはとても大事だと思っていたので、この人についていこうと思って代表が語るビジョンに引き込まれた結果、大やけどしました。
やる気ややりがいだけでは仕事はできないことをこのとき痛感しました。
失敗談④:知り合いの会社に入る
これは賛否両論あるかもしれません。
僕は一度リファーラルという形で知り合いの会社に入りましたが、
僕にとってはちょっと失敗だったと思っています。
お互いのことを知っているのでコミュニケーションがとりやすいメリットはある一方、
意見が対立することもやはりあり得ます。
そうすると最終的に円満退職にならなかった場合、
まわりの共通の知り合いにも影響が出ることは頭に入れておくべきです。
僕の場合、決裂というまではいかなくとも、退職後共通の知り合いにコンタクトしにくくなったりして残念でした。
まとめ
転職をするにあたって今すぐにでもできることはあります。
そしていざ転職しようとなってからやるよりも、将来的にと考えているのであれば
自己分析や企業分析くらいはスタートしても良いかもしれません。
仕事は人生の中でも大きなライフイベントなので、納得いく転職を応援しています!